Quantcast
Channel: 遊戯王の軌跡
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8927

【盆回しとポップルアップ】フィールド魔法を取り巻くサポートカード格差問題《ノーレアの軌跡》

$
0
0

フィールド魔法カードと言えば《テラ・フォーミング》でのサーチですが、近年では《盆回し》等、それ以外にも様々なアクセス方法が遊戯王OCGの世界には登場しています。

本日は、そんなフィールド魔法サポートを使命とし、《盆回し》と同じノーマルレアで生まれた《ポップルアップ》の紹介です。

ポップルアップ:「解せぬ…」

《ポップルアップ》

速攻魔法
「ポップルアップ」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手のフィールドゾーンにカードが存在し、 自分のフィールドゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。 デッキからフィールド魔法カード1枚を発動する。

相手がフィールド魔法を使わないと完全に腐る!!

デッキからフィールド魔法を発動できるという《終焉の地》ヨロシクな効果を持つ速攻魔法。

効果に関しては間違いなく強力ですが、問題はその発動条件。

「相手のフィールドゾーンにカードが存在し、自分のフィールドゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。」

そう、《ポップルアップ》は相手がフィールド魔法を使わなかった場合、単なる事故札に成り下がるという致命的な欠陥を持っているのです。

それでは、最近大活躍の《盆回し》を比較の為に見てみましょう・・・

《盆回し》は色々と完成され過ぎている

速攻魔法
(1):自分のデッキからカード名が異なるフィールド魔法カード2枚を選び、 そのうちの1枚を自分フィールドにセットし、もう1枚を相手フィールドにセットする。 この効果でセットしたカードのいずれかがフィールドゾーンにセットされている限り、 お互いに他のフィールド魔法カードを発動・セットできない。

この「相手にもフィールド魔法をあげるんだから公平でしょ~」と言わんばかりの効果。

実際には貰っても困るフィールド魔法を送り付けられてロック(フィールド魔法の発動を)されたり、送り付けた直後にぶっ壊して効果を誘発してくるという不条理さ!

また、《ポップルアップ》《終焉の地》は、これらの効果処理途中にフィールド魔法が発動されてしまう為、「発動時の効果処理として~」系の効果が処理されない不具合もあります。(;´Д`)

あぁ、《盆回し》《ポップルアップ》、どこでこんなにも差がついてしまったのか…。

だが、私は言いたい。《盆回し》は《ポップルアップ》という失敗の上に成り立っているのだと!

〈それでも管理人は終焉の地が好き〉

《盆回し》と併用するという活路こそありますが、やはり《ポップルアップ》は完成されたカードとは言い難い気がします。

しかし、そんな失敗があったからこそ《盆回し》という素晴らしいカードが誕生した事を、我々は忘れてはいけません。《ポップルアップ》先輩に敬礼!

総評:イラストは可愛いよ!!

【総評】効果はアレだが、イラストは可愛いぞ!!

まぁ、最終的にはここに落ち着く訳ですよ!!

デッキからだけじゃなく、手札や墓地からも発動できたらまた少し評価も違っていたかも?なんて考えたりもしますが、もう出てしまっているものはしょうがない。

ちょっと足りないところがノーマルレアらしさってのもありますしね…。

今日は《ポップルアップ》について思いを馳せました。あぁ、無情。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 8927

Trending Articles