DPの影響で注目が集まっている《捕食植物スパイダー・オーキッド》をご紹介。
P効果で魔法・罠ゾーンのカードに干渉できる良カードではありますが、「捕食植物(プレデター・プランツ)」にとって”必須”かどうかはまた別の話。
タイミング的に再録される事は無いでしょうし、購入を検討されている方は参考までにどうぞ!
捕食植物スパイダー・オーキッド 効果
収録:Vジャンプ(2018年5月号開始)一年間定期購読特典
DPの影響で若干高騰傾向にあるようです。定期購読限定カードなので数が少ないのが最大の要因ですね。
魔法・罠ゾーンの表側カードを破壊できるのは優秀だが
魔法&罠ゾーンの表側表示カードを対象に破壊する効果の為、フィールドゾーンには干渉できません。
また、発動したターンの自分メインフェイズという縛りがあるので、維持して毎ターン効果発動的な事も不可能です。
①効果で自分の魔法・罠ゾーンの表側表示カードを破壊する事も出来ますが、「捕食植物(プレデター・プランツ)」で”それ”が有用かと問われると少し疑問符。
相手がガンガンの表側表示カード(魔法・罠ゾーン)を立ててくれるデッキなら良いんですけど、現状一番割りたい《魔鍾洞》を割れないのは少し残念ですね。
サーチ効果も良いけどタイムラグが気になります
デッキから好きなレベル4以下の植物族モンスターをサーチ出来るのは良いですけど、エンドフェイズ発動なのがネックです。
特殊召喚に対応しているので相手ターンに特殊召喚して相手ターンのエンドフェイズに発動する事も出来ますが、Pだから墓地に落ち辛くて墓地蘇生は難しそう。
せめてコスト側は捨ててオイシイカードを捨てたい所です。
総評・P効果をうまく使う構造が欲しい
「捕食植物」はペンデュラムが重視されるデッキでもないですし、効果的にも現状”必須”かどうかは微妙な所ではないでしょうか?
ペンデュラム効果で能動的に破壊したい魔法・罠カードが出てきたら再評価されそうなカードではありますが、とりあえず今は微妙なラインかと思います。
既に持ってる人は勿論使えば良いと思いますが、持っていない人が無理に買い急ぐほどのカードでは無さそうです。
まぁ、「捕食植物」+αのα次第でしょうけどね…。