6月18日発売『ストラクチャーデッキ-武藤遊戯-』に収録される新規「クリボー」モンスター《クリボーン》についての効果考察。絶体絶命のピンチをやり過ごす運命のお守りカード「クリボー」モンスターに新たな仲間が登場です。
ビジュアルから悪魔族感はゼロだが
これは本当に良いカードだわ~
クリボーン
効果モンスター
星1/光属性/悪魔族/攻 300/守 200
①:自分・相手のバトルフェイズ終了時にこのカードを手札から捨て、 このターンに戦闘で破壊され自分の墓地へ送られたモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。
②:相手モンスターの攻撃宣言時、墓地のこのカードを除外し、 自分の墓地の「クリボー」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。
収録:【ストラクチャーデッキ-武藤遊戯-】
自分・相手のバトルフェイズ終了時に手札から捨てる事で、このターンに戦闘破壊された自分のモンスターを蘇生できる特殊召喚効果。発動タイミングがバトルフェイズ終了時と限定的な上に遅いのが最大のネックですが、発動ターンに戦闘で破壊されたモンスターならば特に制限なく蘇生できるのが魅力的。
①効果で手札を墓地に送るのは容易なので、②の効果も活かし安いですが、そもそも「クリボー」モンスターをデッキにたくさん採用する必要が出てくるので構築の段階で頭をひねる必要はありそうです。でも、任意の数だけ特殊召喚できるのは凄いよね~
①効果は能動的な蘇生効果としても使用できる
自分のバトルフェイズに自爆特攻を決めつつ終了時に《クリボーン》の効果で特殊召喚なんて芸当も当然可能。限定的ではありますが、能動的な蘇生効果としての運用も一応可能であります。オフェンス・ディフェンス時を問わず使えるのはナイスなポイントですね~
②効果で墓地から「クリボー」モンスター大量特殊召喚!
②の「クリボー」モンスターを任意の数だけ特殊召喚できる効果は、勿論それなりに専用構築が必要になりますが、墓地発動効果でこれだけのアド期待値の高いカードは中々に貴重です。
「クリボー」モンスターは大半がレベル1モンスターなので、大量特殊召喚から【ランク1】エクシーズを狙うデッキや《ハネクリボー》特化にして《ハネクリボーLV9》を特殊召喚したり、あわよくば《LV10》を狙うのも面白そうです。
《クリアクリボー》など、最近は墓地から除外して効果を発動するタイプの「クリボー」モンスターも多くなっているので、それらのカードは墓地リソースを意識して発動する必要がありそうですね~
残念ながら仲間外れになってしまった子達へ
残念ながら《クリバンデッド》《クリボン》などのビジュアルは「クリボー」だが「クリボー」モンスターではない子達は《クリボーン》②の効果には対応していません。
ちょっぴり残念ですが、こればっかりはしょうがないですねw
何にせよ優秀な「クリボー」モンスターの誕生は純粋に嬉しい話です。②効果を強く意識したクリボー大量ワラワラデッキとかも非常に面白そうですし、もしかしたら新たな【ランク1】をうまく扱うデッキの誕生かもしれません…。
「マグネット」モンスターや一部カード以外は再録が中心になるものだと思っていましたが、ストラクチャーデッキ侮りがたし!
他にも公開されてないサプライズが残っているかもしれませんね…楽しみです!(主に師匠関連)