3月19日発売『遊戯王ARC-V スターターデッキ』を盛り上げてくれる新たな「EM/エンタメイト」たちをご紹介!
ペンデュラム召喚入門用をうたっているだけあってシンプルな効果を持っているカードが多い印象です。あと、新規「EM」モンスターたちはどれも可愛いですなぁ~(インコーラスとモモンカーペットが特に好き)
EMインコーラス
ペンデュラム・効果モンスター
星3/風属性/鳥獣族/攻 500/守 500
【Pスケール:青2/赤2】
①:1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「EMインコーラス」以外の 「EM」カード、「魔術師」カード、「オッドアイズ」カードの内、 いずれかが存在する場合に発動できる。 このカードのPスケールはターン終了時まで7になる。
【モンスター効果】
①:このカードが戦闘で破壊された場合に発動できる。 デッキからPモンスター以外の「EM」モンスター1体を特殊召喚する。
スケール変動と古き良きリクルート効果
もう片方のPゾーンに「EM」「魔術師」「オッドアイズ」カードが存在する場合に、自身のスケールを7へと変動できる効果。条件付ではありますが、低スケールと高スケールを使い分ける事ができるのは面白いです。
モンスター効果は古き良きリクルーター効果。リクルート対象は「EM」モンスターならば特に縛りがないので、状況に応じた柔軟な対応が可能ですね。セカンドンキーで手札をチャージしたりハンマーマンモで場を強固にしたりと楽しそうである。
EMモモンカーペット
ペンデュラム・リバース・効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1000/守 100
【Pスケール:青7/赤7】
①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合にこのカードは破壊される。
②:このカードがPゾーンに存在する限り、自分が受ける戦闘ダメージは半分になる。
【モンスター効果】
①:このカードがリバースした場合、 フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 このカードを裏側守備表示にする。
これはモフモフが捗るな!めっちゃモフモフする~
戦闘ダメージを半減するという強力なP効果を持つモモンモフモフ。確かに強力な効果ではあるのですが、もう片方のPゾーンにカードが存在しないと自壊してしまうというデメリットを持っているので安定感は低め…。
モンスター効果に関してもリバースという受動的な発動条件が今の遊戯王的には中々に厳しい。「シャドール」モンスターぐらい効果が強力ならば話も変わってくるのですが、セットカード限定の破壊だと厳しそう…ってのが本音です。
しかし、特殊召喚しても自分で裏側守備になれるのは立派!
流石はモモンガの血族ですな!
EMブランコブラ
ペンデュラム・効果モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻 300/守1800
【Pスケール:青2/赤2】
①:1ターンに1度、自分のモンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。 相手のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。
【モンスター効果】
①:このカードは直接攻撃できる。
②:このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
「EM」の爬虫類族は優秀なのが多いなぁ~
低スケール、レベル4、《キングレムリン》対応である爬虫類族。更に、攻撃力は低めですが、ダイレクトアタック効果とそれをケアするセルフ守備表示効果。「EM」はパンプ効果が豊富なテーマでもあるので、このダイレクトアタックは以外に侮れない!
P効果によるデッキトップアウト効果は他のカードとのシナジー狙いにはなりそうです。
EMキングベアー
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/獣戦士族/攻2200/守1000
【Pスケール:青7/赤7】
①:このカードを発動したターンのエンドフェイズに発動できる。 このカードを破壊し、自分のエクストラデッキの表側表示のPモンスター及び 自分の墓地のモンスターの中からレベル7以上のモンスター1体を選んで手札に加える。
【モンスター効果】
①:攻撃表示のこのカードは魔法・罠カードの効果では破壊されない。
②:このカードの攻撃力は自分バトルフェイズの間、 自分フィールドの「EM」カードの数×100アップする。
回収効果と侮れない耐性&パンプ効果
おそらくオッPを回収しろって事なんだと思いますが、回収できるのがレベル7以上と限定的なのが気になります。
モンスター効果に関しては魔法・罠へ破壊耐性は意外と侮れないし、②のパンプ効果も「EM」カードって点で期待値は割と高めかなって印象ですね。眠たそうな眼、大きな王冠と赤いマント…イラストはかなり可愛いぞ!肉球も確認できる!
EMロングフォーン・ブル
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1600/守1200
「EMロングフォーン・ブル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキからPモンスター以外の「EM」モンスター1体を手札に加える。
かなり自重気味なサーチ効果…
「EM」には説明不要なレベルに優秀なサーチャーが数多く所属しています。今回収録されるブルさんもサーチ効果の持ち主なのですが…ご覧の通りかなりの自重っぷりですね。
これは何かのフラグなのだろうか!?
EMギッタンバッタ
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻 100/守1200
「EMギッタンバッタ」の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:特殊召喚されたこのカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
②:相手エンドフェイズに自分の墓地のレベル3以下の「EM」モンスター1体を対象として発動できる。 このカードを墓地へ送り、そのモンスターを手札に加える。
③:このカードが墓地に存在する状態で 「EM」モンスターが手札から自分の墓地へ送られた場合に発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。
インコーラスと併用してギッタンバッタンにされよう!
流石にこの名前でこの効果はちょっぴり同情できる。戦闘で破壊されないって言っても1ターンに1度なんですよ!ギッタンバッタって語呂は凄く良いけどさ…w
とにかく戦闘をやり過ごしたいならオススメできるカードかもしれませんw
EMスライハンド・マジシャン
効果モンスター
星7/光属性/魔法使い族/攻2500/守2000
①:このカードはPモンスター以外の自分フィールドの 「EM」モンスター1体をリリースして手札から特殊召喚できる。
②:1ターンに1度、手札を1枚捨て、 フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
個人的にこのカードは嫌いじゃない!
エースモンスターステータスを持つスライハンドマジシャン。ちなみに”スライハンド”とは手先の技術だけで行うマジックの技法の事です。(日本だと手練奇術ともいいますね。カッコイイ!)
①の特殊召喚条件はPモンスター以外の「EM」モンスターをリリースしないといけないのがちょっと気になりますが、②はハンド1枚で表側表示カード1枚を破壊できるので中々できそうな効果ではあります。
無理に「EM」で使用せずに魔法使い族デッキでレベル7モンスターとして運用するのもアリかな!?
EMドラマチックシアター
フィールド魔法
①:自分フィールドのモンスターの攻撃力は、 自分フィールドのモンスターの種族の種類×200アップする。
②:1ターンに1度、自分フィールドの 「EM」モンスターの種族が4種類の場合に発動できる。 自分の手札・デッキ・墓地から「オッドアイズ」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
「EM」はやっぱり脳筋集団なのか…
EMとはありますが、参照するのはモンスターの種族の種類なので「EM」デッキ以外でも運用可能です。色んな種族を複数採用しているデッキならワンチャンあるかもしれませんね…、その場合②の効果は捨てる事になっちゃいますけど…。
EMショーダウン
通常罠
①:自分フィールドの表側表示の魔法カードの数まで、 相手フィールドの表側表示モンスターを対象として発動できる。 そのモンスターを裏側守備表示にする。
こちらは完全に汎用カードですね
永続魔法、フィールド魔法、Pカードを多数採用しているならば複数のモンスターを裏側守備にできるパワーカードに早変わり!
ただ、《月の書》のように、速攻魔法でもなければ、自分モンスターに使用する器用さもないので、そこには注意が必要です。
特製トークンが3枚同梱されるらしいが…
トークンが3枚か…
って《カバーカーニバル》用のトークンしか思い浮かばんぞ!
でも、確か…《カバーカーニバル》用のトークンってすでに存在したような…
中央のオレンジカバーだけしかなかったはずなので、両サイドの青、黄色も含めて特別バージョンで収録されるって事かな!?
確かに、既存の「EM」と比べると若干パワー控えめな感はありますが、入門用や系統の違う「EM」デッキで遊びたいのであれば悪くないセットだと思います。何より新規カードが可愛い!
あっ!あとオッPもまた再録されるようですね…
この勢いなら再録皇の記録を塗り替える事も可能かもしれない…(ごくり)