豊富なサーチ効果によって安定した展開力を見せつける「剛鬼」デッキ
同時収録された「星杯」や「トリックスター」の陰に隠れがちだが、その実力は本物。
これからの強化次第では環境も狙えるポテンシャルを持った強力なテーマです。
プロレス仕込みのパワフルデュエル!闘魂を燃やすっきゃねぇ!!
※『サーキット・ブレイク』で追加されたカードを追記しました。
「剛鬼」モンスター
「剛鬼」モンスターは②の共通効果によるサーチ力の高さが見所!
「剛鬼」カードのプールが広がれば広がる程、この効果の強さ高まっていく。スロースターターながら少しの強化で一気にぶっ壊れる可能性を持ったテーマです。
剛鬼スープレックス
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 0
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。 手札から「剛鬼」モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「剛鬼スープレックス」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
「剛鬼」の展開役と言えばこの人!!
召喚成功時に手札の「剛鬼」モンスターを特殊召喚する効果で盤面を整える!
《剛鬼ザ・グレート・オーガ》に繋ぐ為の展開札としての活躍は言わずもがな、地属性を二体揃え《ミセス・レディエント》リンク召喚から「剛鬼」モンスター二体分のサーチ効果誘発って動きがアドアドしくって気持ちいいと巷ではもっぱらの噂です。(ミセスで回収できる地属性なので隙がない。)
この時に《剛鬼再戦》をサーチしておけば更に《ミセス・レディエント》を追加できる上に状況によってはそれ以外の展開にも繋がるのでかなり優秀。
①効果にはターン1制限がないので、《二重召喚》や《ジェムナイト・セラフィ》で召喚権を増やすギミックは相性が良さそうです。
- 召喚時に仲間を並べよう!
- 二体並べからのリンク召喚で②効果へ
剛鬼ヘッドバット
効果モンスター
星2/地属性/戦士族/攻 800/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札にある場合、このカード以外の「剛鬼」モンスター1体を手札から墓地へ送り、 自分フィールドの「剛鬼」モンスター1体を対象として発動できる。 このカードを手札から守備表示で特殊召喚し、対象のモンスターの攻撃力をターン終了時まで800アップする。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「剛鬼ヘッドバット」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
【リンク3】を成立させる「剛鬼」デッキの救世主
関連記事:【グレートオーガの準備完了《剛鬼ヘッドバット》でリンク召喚】
手札の「剛鬼」モンスターをコストに盤面に現れる期待のルーキー!!
このカードの力を持ってしても《剛鬼スープレックス》への依存性は未だ解消できませんが、《剛鬼ヘッドバット》が「剛鬼」デッキの救世主である事は間違いありません。
打点UP量も800と頼りになります。
- 同名を捨てて特殊召喚する事も可能。
- 打点アップも馬鹿にならない数値。
- 《トゥルース・リインフォース》に対応しているのもグッド!
剛鬼ツイストコブラ
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1600/守 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「剛鬼」モンスター1体をリリースし、自分フィールドの「剛鬼」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力分アップする。 この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「剛鬼ツイストコブラ」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
「剛鬼」モンスターの②効果を能動的に狙いながら打点を高める!
①効果のリリースは自身でもOKなので、味方の打点を1600UPしながら能動的に「剛鬼」カードサーチに繋ぐ事が可能。
この1600という数値は、《ライジングスコーピオ》を攻撃力3900に、《剛鬼ザ・グレート・オーガ》を攻撃力4200に成長させる数値です。
特に《剛鬼ザ・グレート・オーガ》は自身の効果で相手の打点を下げるので差分ダメージで大打撃間違いなし!
- 自身リリースでもOKな味方強化!
剛鬼ライジングスコーピオ
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2300/守 0
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが存在しない場合、または「剛鬼」モンスターのみの場合、 このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「剛鬼ライジングスコーピオ」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
リリースなしで召喚可能な2300アタッカー
混ぜ物少なめで「剛鬼」成分の強いデッキならば常にリリース無しで召喚可能なレベル5モンスターとして運用可能。
《剛鬼ツイストコブラ》や《剛鬼ザ・グレート・オーガ》の横に並べれば、相手にとって十分な脅威になりうる存在です。
- 「剛鬼」デッキならリリース不要のレベル5要員
「剛鬼」リンクモンスター
効果がリンクモンスターに無力な部分は引っかかりますが、全体に影響を及ぼす弱体化効果(永続効果)を持つ《剛鬼ザ・グレート・オーガ》はかなり強力。
安定して立てる手段が確立されれば強力な武器になるはずです。
剛鬼グレート・オーガ
リンク・効果モンスター
地属性/戦士族/攻2600
【リンク-3:↙⇩↘/左下・下・右下】
「剛鬼」モンスター2体以上
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドのモンスターの攻撃力は、そのモンスターの元々の守備力分ダウンする。
②:このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのリンク先の自分のモンスター1体を破壊できる。
登場するとマジで強い!全体弱体の永続効果!!
モンスターゾーンに居座るだけでフィールドのモンスターの攻撃力をそのモンスターが持つ守備力分ダウンさせる強力な永続効果。
その効果は自分のモンスターにも及びますが、リンクモンスターは守備力を持ち合わせていない上に「剛鬼」モンスターは総じて守備力0なので問題ナッシング!
リンクマーカーも自分フィールドのみをさしているので相手に利用される心配もなく身代わり効果も考慮すればかなり優秀なリンクモンスターと言えます。
弱点を一つ挙げるとすると、守備力を持たないリンクモンスター相手だと素の攻撃力2600ってのが少し不安って所ですね…。
- 優秀なリンクマーカー
- 全体に影響を及ぼす強力な弱体化効果(永続)
- 危なくなったら身代わりを立ててお茶を濁せ!
剛鬼サンダー・オーガ
リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/戦士族/攻2200
【リンクマーカー:上/左下/右下】
「剛鬼」モンスター2体以上
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 ターンプレイヤーは以下の効果を適用する。
●自分メインフェイズに通常召喚に加えて1度だけ、 このカードのリンク先となる自分フィールドに手札からモンスター1体を召喚できる。
②:このカードのリンク先のモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 このカードの攻撃力は400アップする。
【リンク4】への繋ぎ役。相手にも影響を与える追加召喚効果
自分の召喚権増加だけでなく相手にも影響を及ぼすプロレステーマらしい効果を持つ一枚。
【リンク3】にしては低い打点ですが、散って行ったレスラーたちの闘志を糧にしてサンダー・オーガ兄貴のパワーは上昇していきます(カッコイイ)。
- 【リンク4】へと繋げる起点となる存在
- 打点アップは永続なのでアタッカーとしての素質は十分
剛鬼デストロイ・オーガ
リンクモンスター
リンク4/地属性/戦士族/攻2800
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
「剛鬼」モンスター2体以上 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先のモンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。 相手は自身の墓地からモンスターを2体まで選んで特殊召喚する。 その後、特殊召喚したモンスターの数まで、 自分はリンクモンスター以外の「剛鬼」モンスターを自分の墓地から選んでこのカードのリンク先に特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「剛鬼」モンスターしか特殊召喚できない。
まだ見ぬ「剛鬼」モンスターの存在を感じさせます
関連記事: 【剛鬼デストロイ・オーガ効果について】
相手に墓地からの蘇生を強要して強制タッグマッチを強いる「剛鬼」の新たな力。
相手の蘇生はかなり自由な反面、こちらは蘇生できる「剛鬼」モンスターに制限があったり効果後に制約があったりと気になる点は多いのが玉に瑕!
決して悪い効果ではありませんが、フルパワーを発揮するにはまだまだカードが足りません。
今後に期待です。
- 戦闘では絶対に負けないという鉄の意思を感じる
- リンク5・6「剛鬼」モンスターよカモン!!
「剛鬼」サポート魔法・罠
サポート札は全部「剛鬼〇〇」で統一して欲しい…(願望)
モンスターとサポート札の密接な関係が「剛鬼」を支える強力な武器になるので、ぶっ壊れない程度に強力なサポート札をたくさん刷って下さい。お願いします。
剛鬼再戦
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地のレベルの異なる「剛鬼」モンスター2体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
驚異の二体蘇生効果!守備表示で晒さないように気を付けよう!!
レベルの異なる「剛鬼」モンスターを必ず2体対象にしないといけない事と守備表示での特殊召喚というお約束には注意が必要ですが、1枚で2体蘇生は驚異のハイスペック!
「剛鬼」カードなので「剛鬼」モンスターの共通効果②でサーチ可能なのが最大の強み。
守備で晒すとやられちゃうのでリンク召喚などできっちりケアして次に繋げていきましょう。
- 驚異の二体蘇生効果
- 守備表示SSはリンク召喚などでケア
- サーチが容易でかなり便利
さいごに
同時収録されたテーマの中では純粋にカードの種類が少ない為、少し落ち着いてる感じ…
しかし、「剛鬼」モンスターによるサーチ能力は侮れない性能なのでこれからの強化次第では一気に化ける可能性を持ったテーマだと思っています。
逆にサーチ能力が高すぎて強化が難しそう…って意見もありそうですが、ここは開発のさじ加減次第って所ですね。
まぁ、なんにせよ鬼塚さんのアニメでの活躍と人気にかかってます。
パワフルな「剛鬼」デッキと意外とつぶらで綺麗な瞳で対戦相手をKOしよう!(提案)
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