Vジャンプ5月特大号に付属する《サイバース・ガジェット》の考察記事を先日UPしましたが、あちらの記事は【リンク召喚】に関する動きが主だったので、今回は補足も兼ねてシンクロ召喚での運用方法を解説していきます。
管理人は「ジャック」デッキでの使用を想定しているので、「ジャック」デッキでの運用例を中心に書いていますが、勿論その他のデッキでも活躍できる性能なので大注目です。
サイバース・ガジェット
効果モンスター
星4/光属性/サイバース族/攻1400/守300
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。自分フィールドに「ガジェット・トークン」(サイバース族・光・星2・攻/守0)1体を特殊召喚する。
関連記事:【サイバース・ガジェット効果考察】トークンをリンク召喚の素材に使えるって本当ですか?
リンク召喚における《サイバース・ガジェット》の有用性に関しては上の記事に書いているのでそちらでご確認下さい。
Vジャンプ公式チャンネルでのカード紹介時にもシンクロ召喚での有用性について解説されていましたが、おさらいも兼ねて大解説!!
レベル2以下のモンスターなら何でもOK!!
《ギャラクシーサーペント》
チューナー・通常モンスター
星2/光属性/ドラゴン族/攻1000/守 0
宵闇に紛れて姿を現わすと言われるドラゴン。 星の海を泳ぐように飛ぶ神秘的な姿からその名が付けられた。 その姿を見た者は数えるほどしかないと伝えられるが、見た者は新たな力を得られるという。
スターターデッキに収録されているので《ギャラクシーサーペント》を例にして解説。
墓地の《ギャラクシー・サーペント》を特殊召喚し、《瑚之龍(コーラル・ドラゴン)》をシンクロ召喚すると、場にレベル2のトークンが生み出るので、トークン(レベル2)と《瑚之龍(コーラル・ドラゴン)》でシンクロ召喚すれば、1ドローしつつレベル8シンクロに繋がる…強い!(確信)
墓地のレベル2以下ならほぼ制限なく釣り上げられるのが超魅力的!効果は無効化されますが、墓地発動する効果なら問題なく発動できるので組み合わせ次第では滅茶苦茶美味しいシナジーも見出せそうです。
とりあえず《サイバース・ガジェット》自身は非チューナーなので、シンクロ運用する場合はチューナーを釣り上げる。(これ大事)
ジャックデッキの場合
ジャックデッキにはみんな大好き「リゾネーター」モンスターが盛り沢山なので、釣り上げ対象にはまず困りません。更に、非チューナーの採用バランスも重要になって来るデッキなので、一枚で非チューナー(レベル4)+チューナー(レベル1or2)の構図を作り出せるこのカードの相性は抜群と言えます。
既に釣り上げ担当として《レッド・スプリンター》君がいますが、彼はフィールドの状況に左右される効果ゆえにここぞという時に使えないってシーンも度々あり、万能とは程遠い存在でした。(別に彼が無能って話しではなく、手札やSSにも対応しているので彼には彼なりの強みがあるって話)
《レッド・ライジング・ドラゴン》を絡めると闇属性・ドラゴン族という縛りが発生するので、生成されるトークンを有効に使う手段は中々に難しいですが、場合によってはベリアル効果のコストに使えたり思わぬルートに繋がるきっかけになるので軽視はできません。
まぁ、墓地が肥えてないと機能しない札なので脳死で3枚ってのは考え物ですが、試す価値は十分にあると考えているので管理人は今月のVジャンプは三冊購入の予定です。
新時代の《ジャンク・シンクロン》とも呼べる存在
自身がチューナーでない分、フィールドから離れるとトークンを生み出す効果を持った《ジャンク・シンクロン》とも呼べる存在。勿論、シンクロではなくリンク召喚という本来の動きもできるので、性能に関しては申し分ないはずです。
かなりの汎用性を誇るカードなので、再録も早いカードだとは思いますが、これはおさえておくべきカードの匂いがプンプンしています。【サイバース族】とか【リンク召喚】にそこまでまだ興味ないな~って人も華麗にスルーする前に自分の持つデッキで使えるカードかどうかの吟味をオススメします。
本来ならスターターに収録しても良いレベルのカードだと思う
定期購読組や予約していない人は発売日当日に書店へGOですぞ~