『プロモーションパック2018』収録カードの考察続き。今日は、戦闘破壊でトークンを生成出来る【幻獣機】感溢れる一枚、《ベルキャットファイター》について見て行きます。
過去に《ダックファイター》という【幻獣機】じゃないけど【幻獣機】っぽいモンスターがいましたが、このカードもある意味その系譜に位置するカードと考えるべきなのでしょうか?
何やら猫の鈴ッポイのついてますし、【獣+戦闘機】というコンセプトからはぶれてないようですね。…とりあえず【幻獣機】の友達って事でよろしく。
ベルキャットファイター
《ベルキャットファイター》
リンク・効果モンスター
リンク3/風属性/機械族/攻2000
【リンクマーカー:上/左/右】
トークンを含むモンスター3体
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。自分フィールドに「ベルキャットトークン」(機械族・風・星4・攻/守2000)1体を守備表示で特殊召喚する。
注目ポイント |
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ソース:遊戯王カードデータベース
緩くて重い素材指定が気になる
まず最初に気になったのが、トークンを含むモンスター3体という素材指定。
トークンの指定自体はトークンを含むという珍しさこそあれどそこまで難しいものではありません。しかし、尚且つリンク3であるというのは少し引っかかります。
素材難易度が違うので単純な比較は勿論できませんが、リンク3と言えば《サモン・ソーサレス》や《ハリファイバー※リンク2》が余裕で出ちゃってるリンク数です。
リンク召喚に成功するだけでデッキからリクルートが可能になる超汎用カードに比べ、戦闘破壊トリガーを通せてやっと機能するトークン生成効果って流石に格差あり過ぎな気がしてしまうのは管理人だけでしょうか?
《ベルキャットファイター》を運用するならば、効果がターン1で無い事、トークンを素材に出来ること等を強く意識する必要がありそうですね。
ターン1じゃないから倒せば倒す程トークンでるぞい
ではターン1でない事をどう活かすのか?それは勿論連撃付与からの連続効果の他ないでしょう!
巷では、《ベルキャットファイター》に《エアークラック・ストーム》や《EMカレイドスコーピオン》で連撃を付与して、効果を1ターン中に複数回発動するってのが密かに流行っているとかいないとか?
でも相手の場に攻撃力2000で倒せるモンスターがいないと成立しないじゃない!
…そこで出て来るのが毎度お馴染み悪戯力《ブラック・ガーデン》。
《ベルキャットファイター》と《ブラック・ガーデン》のトークン生成が導き出すもの。それは無限ループ!
管理人の見た動画では、《ベルキャットトークン》の処理を《コトダマ》で行うというかなり尖った構築でした。いやぁ…凄い事を考える人もいるもんですね。
連撃とガーデンは組み合わさると基本碌な事にならないというのはある意味通例ですな…。
トークンを指定するリンクモンスターはこれが初らしい
あとトークンを素材に含む(指定する)リンクモンスターは《ベルキャットファイター》がお初らしく、そういった面でもかなりレアな存在になりそうです。
トークンを素材に出来るモンスターは多いけどトークンを必ず含まないといけないってのはやっぱり気になりますよね。
幻獣機との関係性は!?
冒頭でも少し触れましたが、このナンチャッテ【幻獣機】の方々は一体何者なんでしょうね?
別部隊や他国の勢力と考える事も出来ますけど、デザイン系統的には同じ系譜って印象です。
…もしかしたら、この世界では【獣+機械】ってのが当たり前なのかもしれません。それなら【幻獣機】と並ぶ別勢力がいたとしても不思議じゃないかぁ…。
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