『フレイムズ・オブ・デストラクション』に収録される《鉄騎龍ティアマトン》について!
何故、《ティアマトン》の記事なのにトップ画像が《No.107 銀河眼の時空竜》なのか?
その理由は、《鉄騎龍ティアマトン》のデザインから並々ならぬ程の《タキオン》感を管理人が感じたからです。…「このカード、恐らく同じ人がデザインしている。俺には分かる、分かるぞぉぉ!」
名前、イラスト、効果の全てが管理人のハートを突き破るナイスカード!《鉄騎龍ティアマトン》に注目です。
鉄騎龍ティアマトン
特殊召喚・効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守 0
このカードは通常召喚できず、このカードの(1)の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):3枚以上のカードが同じ縦列に存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。このカードと同じ縦列の他のカードを全て破壊する。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードと同じ縦列の使用していないゾーンは使用できない。
効果 | タイトルにある通り、生もの版《爆導索》って感じのカードです。 ド派手かつ強力な効果とキワドイ特殊召喚条件が交差する絶妙な一枚。 こういうカードに心躍るのはデュエリストのsaga…sagaなのだろうか? |
名前・モチーフ | メソポタミア神話における原初の海の女神「ティアマト」がモチーフっぽいですね。 ってことは、《ティアマトン》くんじゃなくて《ティアマトン》ちゃんなのか…。 勇ましいけど可愛らしくもあるし違和感ないね! |
相手ターンでも手札から発動できる《爆導索》
《ティアマトン》が特殊召喚された縦列のカードを全て破壊するという事で、挙動としては罠カードの《爆導索》にかなり近いです。
《爆導索》との最大の違いは、手札誘発ゆえに相手の行動にある程度被せていけるという点。
自分のカードのみを使って①の特殊召喚条件を満たす事もできるので、相手依存の激しい《爆導索》とは単純には比較できない性能になってます。
縦列に3枚以上が条件だが特殊召喚する場所は何処でもOK!
「3枚以上のカードが同じ縦列に存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。」
若干紛らわしい書き方をしていますが、同じ縦列に3枚以上のカードが存在していれば、このカードを特殊召喚する場所は問われていません。
「3枚以上のカードが同じ縦列に存在する」は、あくまで《ティアマトン》を特殊召喚する為の条件であり、②の縦列破壊効果とは別々の効果である事を覚えておきましょう。
条件を満たした列以外の列に特殊召喚することもできる…これが大事。
縦列を全破壊して③効果で拘束する無駄のなさ!
これまた厳密には違いますが、③効果は《地盤沈下》の縦列バージョン的な効果です。
自分が片方のEXモンスターゾーンを占有している状態で、もう片方のEXモンスターゾーンの縦列に位置するメインモンスターゾーンに《ティアマトン》を特殊召喚すれば、相手のEXモンスター展開を封じることができます。
破壊して綺麗にした上でその縦列を縛る仕事人具合が半端ねぇです。ただ、使えなくなるのは相手だけでなく自分もなのは覚えておきましょうね★
《アカシック》+《セキュリティ》という状況は比較的生まれ易いのであと一枚
《ティアマトン》の効果を最大化するには、やはり相手のEXゾーンからのリンク召喚展開を巻き込むのが一番かつ手っ取り早いと考えられます。
《トーチ・ゴーレム》からの《アカシック・マジシャン》⇒《セキュリティ・ドラゴン》という流れは近年の遊戯王では比較的よく見る流れなので、あと一枚…あと一枚。
でも、このあと一枚がなかなかにハードル高そうですね…((+_+))
上手く使うのは結構難しそうではありますが
豪快かつ強力な効果ですが、絶妙な特殊召喚条件でそれをセーブしている感じが素晴らしい!
ただ強って訳でなく、知識と経験がモノを言いそうな新時代の手札誘発《ティアマトン》。
イラストも最高ですし初動だと軽視されてそうなので…是非ともシクで集めたいカードです。
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